1. HOME
  2. メールマガジン バックナンバー
  3. 【No.27】岩手うまれの豆

株式会社 道の奥ファーム メールマガジン バックナンバー

【No.27】岩手うまれの豆

2012年02月23日(木)

道の奥ファームでは、相変わらず、朝の雪かきから一日が始まります。
例年よりも雪は少ないように感じますが、その変わり、毎朝の冷え込みがきついです。
南国育ちの私は、やはりなかなか慣れません。

さて、前回は黒豆と秘伝の乾燥が終わるというお話をいたしましたが、
今は、その後の選別作業に必死になって取り組んでいます。

と言いますのは、道の奥ファームで販売している「黒豆ポン」に予想外のご注文を頂き、
その製造と袋詰めに追われているからです。
ある通販会社さんを通じて販売していただいているのですが、
正直これほどの注文が来るとは思っていませんでした。うれしい誤算です。

ところが、年間で販売する予定だった量の70%ほどの注文が一気に入ってしまったために、
いつもは支援施設さんに春先まで時間をかけて選別していただいている黒豆を、
今回は大分ご無理を言って、作業を速めてもらっています。
納品完了するまで冷や汗ものです。
この作業が終了次第、引き続き、新商品の「秘伝豆」のポン菓子の製造にかかる予定です。

話は変わりますが、秘伝豆とは別に、【雁喰い豆(がんくいまめ)】という
変わった名前の黒豆の甘納豆を試作しています。
実はこの黒豆は、なかなか由緒ある豆でして、もともと岩手県の玉山地区で作られていた黒豆です。
玉山地区と言いますと、石川啄木の出身地です。
「働けど、働けど、わが暮らし楽にならざり、じっと手を見る」とか有名ですよね。
でも石川啄木は、実は相当の放蕩癖があったようで、
友人にお金をせびっては色街に通っていたとの話も有名ですが・・・

話がそれましたが、【雁喰い豆】は、中央に雁がついばんだような
シワがあることから名前がつきました。
雁は吉兆を呼ぶ鳥とされ、関東から北ではお正月用の黒豆として重宝されてきたそうです。
この雁喰い豆を試しに甘納豆に加工してみたところ、豆の甘みともちもち感がしっかり残って、
何とも言えない美味しい甘納豆が出来上がりました!

現在、道の奥ファームでは「あまくろ」という黒豆の甘納豆を商品化していますが、
今後この【雁喰い豆】の甘納豆も商品のラインナップに加えようと考えています。
見栄えはあまり良くないですが、一度食べると病みつきになること請け合いの甘納豆です!

まだまだ寒い毎日が続きますが、日中の日差しには春の気配も少しずつ漂うようになってきました。
雪解けの春を待ちながらそろそろ農作業の準備を始めようと考えている今日この頃です。