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株式会社 道の奥ファーム メールマガジン バックナンバー

【No.7】神戸とのつながり

2010年12月20日(月)

今回も、T氏にまつわるお話になります。

彼が、道の奥ファームを立ち上げたと同時に取り組んだことが、大きく分けて、二つありました。

一つは、「研修センター」と呼ばれている、事務所兼宿泊施設の建設です。
もちろん、事務所が必要だったこともありますが、それ以上に、
【契約農家の方が集まって、いつでも自由に会合を開いたり、酒を酌み交わしながら話が出来るような場所がなければ、本音の付き合いは出来ない】という発想です。

当然、泊まれるように部屋数も確保し、常時20名近くが宿泊できる設備となっています。
現在も、生産者の皆さんとの会議などで頻繁に使用しており、
道の奥ファームの拠点として、また生産者の方との交流の場として活用されています。

そして、もう一つの取り組みは、レストラン事業の開始でした。
【道の奥ファームが生産した農産物も、お客様に食べていただかなければ意味がない。
直接食べていただく場所を提供しよう】という思いが原点でした。
そのレストランが、現在、神戸旧居留地にある創作イタリアンのお店、『カフェカルタ』です。

「なぜ神戸なの?」と聞かれる事がありますが、実はこれにはこだわりがあるのです。
遠野市の地名が一般に知られるきっかけとなったのは、柳田國男氏の『遠野物語』によるところが大きいのですが、
その柳田氏の出身が、兵庫県なのです。

山や農地といった「日本のふるさと」のイメージの遠野と、
海や港で「洗練された町並み」のイメージの神戸。
いわば対極にある場所、そして柳田氏ゆかりの地であることが、神戸で『カフェ・カルタ』を始めた理由です。

こうして、生産の場所『道の奥ファーム』と、お客様へ提供する場所『カフェ・カルタ』が
車の両輪のごとく、動き始めたのです。