1. HOME
  2. メールマガジン バックナンバー
  3. 【No.3】遠野で何を作るのか

株式会社 道の奥ファーム メールマガジン バックナンバー

【No.3】遠野で何を作るのか

2010年11月22日(月)

実は、道の奥ファームを立ち上げる前から、この農業事業の計画を立案し、
弊社の筆頭株主になっているのが、神戸在住のT氏です。

T氏は、母方の出身が遠野ということで、もともと遠野市に強い愛着を持っていらっしゃいました。
子どもの頃に遠野で食べた野菜の美味しさが、強烈な記憶として残っており、
「将来農業をやるなら遠野で」という夢を、ずっと持ち続けていたそうです。

そして、久しぶりに遠野を訪れた際、周りを山々に囲まれ、
きれいな水と豊富な水量、朝夕の寒暖差が大きいこの地で、
”黒大豆の枝豆”を作ったら、とんでもなく美味しいものが出来るのでは?と思ったそうです。

このT氏のすごいところ!
『思いついたら即行動』

たまたま知り合った4人の地元農家の方に、
「種も肥料も用意するから、黒豆を作って欲しい!」と口説き始めたのです。

しかし、農家の方々は、関西の丹波種の黒豆を植えるということで、
「東北では無理だろう・・・」と、難色を示したそう。
そこを強引に押し切ったようです。

その時の農家の方々には、現在も道の奥ファームの契約栽培を続けていただいています。
話を伺ってみると、当時は「とてもまともなものが出来るとは思わなかった」とのこと。。。

ともあれ、4人の生産農家の方々が黒豆作りに挑戦したことに、
現在の道の奥ファームの主力商品に育った【黒大豆の枝豆】のルーツがあります。